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紬の原点を訪れて

こんにちは。紬です。
皆さま、今のご自分の「原点」と呼べる存在って身近にありますか?
いまこの瞬間、例えば子育てに夢中の人なら、出産のその時であったかもしれません。
大学の研究者なら、あるとき受けただれかの講義だったり。
ものづくりをする人なら、最初に出来上がった作品だったり。

では紬の原点は何だったでしょうか。
ある日の昼休み、社長を囲んでスタッフと一緒に考えてみました。

社長は、もともとこの業界が長い人なので原点を辿ると色々出てきそうだけど、いざ紬としての原点はなんだろう?って考えたときに、やっぱりあのお宅かな、という話になりました。

青空に映える家。

こちらは滋賀県大津市にある戸建のお住まい。何を隠そう、紬の処女作なのです。お引渡し時から一年以上経ちますが室内はまさに新築当初の輝きを保ったまま。大事に使ってくださっているのは、なによりも嬉しい事です。

最奥で等間隔に並ぶのはベネチアングラス。小物も効いています。

ご縁をいただいたI様。初めての直接施工にも関わらず、紬の手仕事を温かく見守ってくださいました。

1200幅の廊下。幅のゆとりが暮らしのゆとりに直結します。

すでに成人したお子様がおられるI様の新邸ということで、将来の暮らし方も見据えた上で、2Fを取り払った平屋仕立ての間取りにいたしました。結果的に耐震性もアップし、平成30年の大阪北部地震の際にもほぼ揺れを感じなかったそう。

紬の家は、文字通り家族全員にやさしいのです。

このお住まいに関わったときの気持ちをずっと忘れずに、ひとつひとつ丁寧に仕事させていただこう。そう意を強くして大津市を後にしました。

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